乳がんとは?

みのりや1978 amami本店の「まー店長」です。

皆さんは健康にお気遣い頂いていると思います。
今年は小林麻央さんが乳がんで逝去されました。

テレビを見ていますと、以前よりも健康番組が増え、
国民の皆さんが健康について色々と勉強してきていることと思います。

乳がんとは

今回は乳がんについて調べたことをまとめてみます。
さらにご自身でもお調べになり、主治医の先生や看護師さんとお話しされるときに、
少しでも役立ったなぁと思えるようになっていただけますと幸いです。

▽「がん」とは?

人にはたくさんの細胞があり、正常細胞の遺伝子は23,000種類、2008年時点でのがん遺伝子は766種類存在すると言われています。
遺伝子はたんぱく質の組み合わせでできており、がん遺伝子が存在しても、すぐにがんを発病するわけではなく、この遺伝子に傷がつくと、細胞をがん化させてしまうそうです。
我々の体の中には、がんの増殖を促進する遺伝子とそれを防ぐ遺伝子が存在しており、そのバランスが崩れた時に、がんの増殖が進みます。
さらに、正常な細胞の一部ががん化しても、免疫の働きが十分に発揮されれば、がん細胞を死滅させ、本格的ながんに発展することを防ぐことができますが、この生体防御システムを打ち破って、がんとして発症するまでには10年、20年という長い年月がかかります。
がんは発症すると、どんどん増殖を続け、周囲の正常な組織に侵入し、しまいには血液やリンパ液の流れに乗って転移し、正常な細胞を駆逐してしまいます。
そして、がん細胞は他の正常な組織に必要な栄養を奪うため、がんの進行とともに身体が衰弱していきます。

▽乳がんとは?

乳房にできるがんのことです。
乳房は、母乳を分泌する乳腺と、それを支える脂肪からできています。
乳がんの細胞は乳腺の組織に発生し、増殖します。
ほかのがんと比べるとゆっくりとした増殖で、1cmのかたまりになるのに7年かかると考えられています。

▽非浸潤がんと浸潤がん

非浸潤がんとは、乳管や小葉の細胞から発生した乳がんが、乳腺組織のなかにとどまっているがんのことです。
非浸潤がんは、
・非浸潤性乳管がん
・非浸潤性小葉がん

の2つに分けられます。

浸潤がんとは、乳がん細胞が乳腺をつつんでいる膜をやぶり、周囲の組織まで侵出してしまったがんのことです。
浸潤がんは、
・浸潤性乳管がん
・特殊型

の2つに分けられます。

浸潤性乳管がんは、乳がん全体のおおよそ80%をしめます。さらに下記の3種類に分類されます。
・乳頭腺管がん:乳がんの20%をしめる。正常な細胞に近く、増殖も遅い。
・充実腺管がん:乳がんの20%をしめる。がんと周囲の組織の境がはっきりしている。
・硬がん:乳がんの40%をしめる。増殖が速く、リンパ節転移しやすい。


特殊型には、粘液がんや浸潤性小葉がんなど12種類ほどのものがあり、どのがんもまれなタイプになります。

非浸潤がんは早期の乳がんであり、その部分を切除すればリンパ節やほかの臓器への転移の心配はないと考えられています。
しかし放っておけば、多くの場合、浸潤がんになってしまい、乳房内のリンパ管や血管に入り込み、リンパ節や遠く離れた臓器に転移する可能性があります。
手術前の診断(針生検では針を刺して吸い取った部分の組織だけみるので)では、非浸潤がんとは言い切れない可能性があり、手術のときに、切除した組織を調べ、非浸潤がんが浸潤がんと分かるケースもあるそうです。



乳がんとは非浸潤がん浸潤がん